

QRコード対応携帯をお持ちの方は右のコードを読み取ってアクセス!

矯正治療
歯科衛生士:矯正歯科担当 眞田咲子さん
取材日:2018年4月7日
経歴
鹿児島大学歯学部
東京医科歯科大学 研修
東京医科歯科大学 顎顔面矯正学分野
2013年入局
2018年3月退局
資格・学会
日本矯正歯科学会
東京矯正学会
顎変形症学会
- -先生は、矯正担当とのことですが・・。
-
はい、秋山歯科では、2018年4月から本格的に始動します。 大学で勤務経験があり、お子さんの矯正を主に診ていました。 その中でも、やはり矯正は子供からやった方がいいと思いました。
- -子供の矯正って、どんなメリットがあるのでしょうか?
-
子供の矯正は、これから生えてくる永久歯がスムースに生えてくるように、キレイに生えるように誘導してあげることができます。
- -秋山歯科だと、どのような手順ですすめるようでしょうか?
-
初、床矯正(しょうきょうせい)やムーシールド(マウスピース)で歯が並ぶスペースを作ってあげます。 最後に仕上げでワイヤーを通す場合もあります。 その場合、前歯4本をキレイに並べるので3ヶ月くらいかかります。 ワイヤーの矯正も、当院で出来ます。
- -大人になってからの矯正じゃ、間に合わないんですか?
-
もちろん大人になってからでも、歯の矯正はできます。 でも、出来たら子供からやってほしいと思います。 なぜなら、大人になってからの矯正は、身体と歯に対する負担が大きくなってしまうからです。 子供からやっておけば、それが排除できるんです。
- -では、子供の矯正はいつ頃からやればいいんでしょうか?
上下4本の歯が生えたときが目安です。 学校から歯医者さんにいってというお手紙をもらったらでも、もちろん大丈夫です。 あごの成長を診て、歯がうまく並ぶように誘導します。 「気になったとき」が「相談時」です。
- -子供と大人の矯正の違いって何でしょうか?
-
噛み合わせを作っているのは、「歯並び」だけでなく「骨格」の問題もあるんです。 子供なら、その「骨格」つまりアゴの骨の成長にアプローチができるのです。
- -歯を支えている骨(歯槽骨:しそうこつ)と、その下の「骨格」つまり、アゴの骨も関係あるんですね??
そうです。 お子さんだと、アゴの骨、上顎骨(じょうがくこつ)や下顎骨(かがくこつ)の骨の成長の手助けすることが出来るのです。 床矯正(きょうきょうせい)は、歯槽骨へのアプローチのみです。 アゴの骨の成長を助ける場合は、ヘッドギアみたいな装置を使ったほうがいい場合もあります。
矯正は、100人いたら100通りの方法があります。 子供のころだったら上顎骨・下顎骨にアプローチできたのに、大人になったら、歯槽骨にしかアプローチしか出来なくなるので(あごの骨はもう成長しない)、外科手術しないと治らなくなっちゃいます。 大人になってから、見た目がコンプレックスになって大掛かりな手術をする人もいます。 さらに、呼吸も関係してきます。
だから患者さんにも「私も先生になら治してほしいと思います」と正直に伝えますし、実際に治してくださっているので、腕が良くて、尊敬します。
疑問に思うことがほぼないので、信頼できますね。
- -呼吸も関係あるんですか??
-
下アゴが劣成長(れつせいちょう)の人だと、アゴの奥の「気道」も狭くなっちゃうんです。 下アゴの成長を助けてあげると、空気の通りもよくなるんですね。 歯並びや噛み合わせに心配があったら、相談は無料なのでまずはお話を聞かせてください。 私は、今のところ第2・4水曜日の午後、第1土曜日は1日おります(2018/4現在)。
- -治療期間は、どれくらい掛かるんですか?。
-
お子さんは、目安は2年半くらい、大人も2~4年です。
- -ありがとうございます。では今度は先生のことを教えて下さい。ご出身はどちらですか?
-
生まれてからずっと東京で、大学は鹿児島に行き、今亀有に住んでいます。
- -どんなお子さんでしたか?
-
めっちゃスポーツしていました! 中・高校でバドミントンしていて、大学バスケしていて・・いつも運動部、体育会系です。(笑)
- -大学は鹿児島ということなのですが、鹿児島の生活どうでしたか?
-
自由でしたね。 一人暮らしで、部活もして、飲みにいって・・・ストレスなかったですね。
- -秋山歯科の院長であるお父さんの事、どう思っていますか?どんなお父さんですか?
-
尊敬しています、好きです。 やさしいし、家でも怒ったことはないですね。 ケンカはしたことありますけれど、怒られたことはないですね。
- -なぜ、矯正の道に行こうと思ったのでしょうか?
大学の矯正科のゼミで、学生の授業でやらない事をやらせてもらった・・それが面白かったんですね。 「あ、歯ってワイヤーだけでこんなに動くんだ」って。 患者さんも、変わっていく自分の歯並びを見て喜んでくれるんですね。
- -印象に残っている患者さんはいますか?
-
高校生の女の子で、結構前歯がガタガタだったケースですね。 見た目を気にしていたのですが、治療が終わったら思いっきり笑うようになってくれました。 あとは、永久歯が足りない方ですね。 乳歯がずっとは持たないので、次の永久歯が生えてこないから、今のうち矯正しておこうと。 歯が抜ける前に来てもらえるといいですね。 子供の永久歯がなくてお悩みのお父さんお母さんは、1度ご相談いただけるといいともいます。 そういう矯正の使い方もあります。
- -知りませんでした!では、矯正医として将来的なビジョンを教えてください。
-
矯正で変わるのは、見た目だけではないんです。 見た目もですが、機能も一緒に治したいんです。 機能面、つまり、噛み合わせは大事です。 歯の予後は良くなる・・つまり、将来的に持つ歯は多くなります。 歯周病も減らせるし、8020(80歳で歯が20本残っている)にいくには必要、健康なおじいちゃんおばあちゃんになるためには、大事ですね。
矯正歯科治療専用レントゲン機器「セファロ」を導入しています

秋山歯科クリニックには、「セファロレントゲン撮影機」があります。
これは、矯正歯科用のレントゲンで、矯正の専門病院か、矯正に力を入れている歯科医院にあるレントゲンです。
普通のレントゲンと違って、正面からだけではなく横の顔貌(がんぼう)のレントゲン写真が必要です。
(写真参照) 他院に行かずに当院でレントゲンが取れますので、患者様の手間と時間をとりません。
矯正って歯を抜くの?
矯正治療で歯を抜く意味とは…

歯並びやかみ合わせでお悩みで、矯正治療を検討されている方がよく「歯は抜かないといけませんか?」と質問されます。
誰しも、どんな痛みがあるのだろうと不安です。そして、歯を抜くことは怖いですよね?また、病気の歯ならまだしも…、健康な歯を抜くことに抵抗はありますよね?誰でも、歯は抜きたくいないと思います。歯を抜かなくても矯正治療が出来るのか?出来ないのか?は、治療を開始するにあたって大きな事でしょう。
それでは、なぜ歯を抜かなければいけないのでしょうか?
一般的に、出っ歯であったり、でこぼこであったりする状態から、歯並びを良くするには歯を移動させます。皆さんも見たことがあるかもしれませんが、写真のような装置を使います。
歯を移動させるにあたって、必要な事。それは、「スペース」です。歯を正常な上下のかみ合わせの位置に移動する為の「スペース」がないといけません。その「スペース」を作るために、矯正治療では抜歯(歯を抜く)事をします。
歯を抜かないで矯正治療をするには

秋山歯科クリニックでは、歯を抜かないで矯正治療を行うことを推奨しています。歯を抜かないで、矯正治療を行うために、
・歯列弓の拡大
・奥歯を後ろへ移動
などの技術を使います。
非抜歯矯正治療で大切な「予測」とは…

しかし、残念ながらすべての方が、非抜歯で矯正治療を行う事は不可能です。
それは、抜歯をしなくても、容易にスペースを作る事ができる人もいれば、いない方もいるからです。そして、スペースが作れても、作れるスペースの度合いによって、歯がきれいに並ぶか?そこそこきれいに並ぶか?も変わってきます。
抜かずに治療した矯正後の「予測」結果を出した上で、
・どの程度きれいに歯が並ぶかのか?
・噛み合わせは良好か?
・口元のバランスは良いか?
・矯正後の歯並びが永年にわたって安定できるのか?
をきちんと「予測」し、診断結果を患者様と相談後、抜歯の有無を決めていきます。
患者様が非抜歯で矯正治療を行るのか?否か?は、実際にお口の中を拝見しないと分かりません。矯正治療の相談は無料で行っていますので、一度、ご相談にいらしてください。

- 最新の記事
- タバコについて (18/10/04)
- 歯科衛生士学校の実習生 (18/09/11)
- 歯科衛生士のご紹介 (18/09/10)
- リラックスの秋(歯)に向けて ブログ拝読の方必見【限定です】 (17/10/17)
- 歯科衛生士臨床実習 (17/09/29)
- 月別
- 2019年1月 (1)
- 2018年12月 (2)
- 2018年10月 (2)
- 2018年9月 (2)
- 2018年3月 (2)
- 2017年10月 (2)
- 2017年9月 (2)
- 2017年7月 (1)
- 2017年5月 (1)
- 2016年9月 (4)
- 2016年6月 (1)
- 2016年5月 (1)
- 2016年2月 (1)
- 2015年11月 (1)
- 2015年4月 (2)
- 2015年1月 (1)
- 2014年11月 (1)
- 2014年10月 (1)
- 2014年7月 (3)
- 2014年6月 (2)
- 2014年5月 (6)
- 2014年3月 (1)
- 2014年2月 (2)
- 2014年1月 (2)
- 2013年12月 (3)
- 2013年11月 (2)
- 2013年10月 (2)
- 2013年9月 (2)
- 2013年8月 (5)
- 2013年7月 (3)
- 2013年6月 (4)
- 2013年5月 (9)
- 2013年4月 (8)
- 2013年3月 (4)
- 2013年2月 (2)
- 2013年1月 (1)
- 2012年12月 (7)
- 2012年1月 (2)
- 2011年10月 (3)
- 2011年7月 (1)
- 2011年6月 (2)
- カテゴリ
- 歯のこと (16)
- 趣味
- クリニック日々徒然 (12)
